CPサッカーとは

CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)は、比較的軽度の脳性まひ選手がプレーできるように考案された7人制サッカーで、立った状態で行う脳性まひスポーツの中では唯一の団体競技です。「CP」とは英語の「Cerebral(脳からの)」「Palsy(麻痺)」の略で、脳性まひという意味。英語表記では「CP Football」とされています。フィールドが11人制サッカーより小さく、オフサイドがない、片手で下から投げるスローインが認められていること以外は、11人制サッカーとほぼ同じルールで行われます。プレーヤーの障がいは人それぞれのため、お互いの障がいを理解したプレーが求められ、チームワークがとても重要なスポーツです。さまざまな国際大会があり、世界的に盛んに行われています。世界のレベルは高いですが、未来の日本代表選手にチャンスのある競技です。

 

【ルール】

基本はFIFAのルールに準じ、下記部分を一部修正。

・オフサイドルールは適用しない

・片手でアンダースローインを認める

・公式試合においては、試合時間は、60分(前後半)

・女子の大会も実施(国際) / 国内では男女混合可

 

【クラス分け】

競技者は、障害のレベルより、以下の3つのクラスに分類。その中で障害別にABCと分類されます。

 ◦FT1(重度) ◦ FT2(中度) ◦ FT3(軽度)

 A:両麻痺(下肢部位の麻痺)など

 B:四肢麻痺(アテトーゼ・失調・混合型脳性麻痺など)

 C:片麻痺

  

IFCPFによるCPサッカーの紹介ビデオ